創作

反射神経には自信がありました。
そこそこ逃げ足も速い方でした。

なのに何故、体育の授業で実力を発揮できなかったのか。
体育でほとんど褒められたことがなかった私が、とても褒められたのが「創作ダンス」

曲にあわせたシーンを考えるのが楽しかったです。

ハリウッド組曲はもともとのストーリーがあるようですが
出演者をドゥノのメンバーに置き換えてカルメン版として創作してみました。

想像しながら曲を吹いたら楽しいよね!

ハリウッド組曲(ドゥ・ノール編)
ヒロイン マーナミンは才能を持ち合わせていながら代役ばかり。
スポットライトを浴びるスターは多くの喝采を得るけれど、
影でキツイ仕事を全て引き受けるのは代役である彼女・・・

撮影所のセットで〜お掃除人達

朝、人影のない4番スタジオ
お掃除人達がほうきで床をお掃除を始めます。
時計の振り子のように シャッ・シャッ

新人掃除人 パーコリン「これがハリウッドのセットなのね〜写真・写真!」
掃除人ボス ホリーンキ「なに言ってんだい。さっさと手を動かしなさいよ!」
掃除人 ババンキー「コラ、パーコリン!真面目にやりなさいよ。」

しばらくして、マーナミンがスタジオにやってきました。
お掃除人しかいないスタジオ。


「いつもご苦労様です!」とマーナミン。
「そっちこそ、今日も早いね!」ババンキーが答えます。


「いつかは私もスッポトライトを・・・」と成功を夢見るマーナミン
やはりスタジオに入ると胸が躍ります。


そんなマーナミンのそばでは、ホリーンキとパーコリン・ババンキー達数人が一生懸命お掃除。お掃除。



シャッ・シャッ
シャッ・シャッ



パーコリン「今日の掃除、ハイお〜わりっ!」



お掃除人さん達が出て行きました。


代役

1人になったマーナミン



田舎から都会へ出たときの純粋な気持ちを持ち続け
成功への希望を変わらず持ち続ける努力家の彼女



「今は代役だけど、いつか私の頑張っている姿を田舎の両親・仲間にみせたい」



頭の中にスッポトライトを浴びた自分を想像し、夢の世界へ〜



いつも影で頑張っているマーナミンの姿をみているスタッフのカルガモーズ達は
優しくマーナミンを見守っています。



暫くすると、スタジオが騒がしくなってきました。

大工と電気技師たち
大道具・小道具・電気技師の人達がやってきました。
(伸縮自在喇叭・おやぢジャングルーズ)
チームワークなら任せとけ!



「みなさんお疲れ様!キオレオピン飲んで疲れとって下さいね」スタッフのミエコリンが差し入れを持ってきてくれました。



「ここは俺に任せとけ!」イイダーゼンの頼もしいセリフ。
職人技が光ります!



「スッテキ〜ィ」ミエコリンの目がうっとり・・・



な〜んてね!