キタラ−PMF−花火

今日は、キタラPMFベルリンのアンサンブルを聴きに行ってきました。
豊平川の花火大会と重なっているため、18:00からとちょっと早い開演です。
アンサンブルの演奏会だし、どうか演奏中には花火が始まりませんように・・・と心の中でお願い。

演奏曲目
クルーグハルト 木管五重奏曲
 A. Klughardt Woodwind Quintet in C major, Op. 79
プーランク トランペット、ホルンとトロンボーンのための三重奏曲
 Poulenc Trio for Trumpet, Horn and Trombone
W.J.シンスタイン アーティスト・ソナタ
 W.J.Schinstine The Artiste Sonata
S.レオナード ファンファーレとアレグロ
 S. Leonard Fanfare and Allegro
ベートーヴェン 弦楽三重奏曲
 Beethoven String Trio in G major, Op. 9-1

なんとこのあたりで、キタラの大ホールに「ドーン・ドーン」と花火の音が・・・
物凄い大きな音ではないけれど、アンサンブルの演奏を聴いているのでちょっと気になっちゃいました。


フランセ 木管五重奏と弦楽五重奏のための十重奏曲
 Francaix Dixtour for Wind Quintet and String Quintet

PMFベルリン(PMF Berlin Ensemble)
 Zoltan Almasi,violin (ゾルタン・アルマージ)
 Andreas Neufeld,violin(アンドレアス・ノイフェルド)
 Ulrich Knorzer,viola(ウルリッヒ・クネルツァー)
 Martin Menking,cello(マルティン・メンキンク)
 Klaus Stoll,double bass(クラウス・シュトール)
 Andreas Blau,flute(アンドレアス・ブラウ
 Dominik Wollenweber,oboe(ドミニク・ヴォレンヴェーバー
 Manfred Preis,clarinet(マンフレート・プライス)
 Markus Weidmann,bassoon(マルクス・ヴァイトマン
 Stefan de Leval Jezierski,horn(シュテファン・ドゥ・ルヴァル・イェジエルスキ)
 Tamas Velenzei,trumpet(タマシュ・ヴァレンツァイ)
 Stefan Schulz,trombone(シュテファン・シュルツ)
 Rainer Seegers,timpani(ライナー・ゼーガス)


フランセの木管五重奏と弦楽五重奏のための十重奏曲が特に聴いていて楽しかったです。
(家に帰って早速ネットでCDを探してしまいました)
一時はみんなが踊り吹き?状態。(ノリノリ)
特にクラリネットは今にもジャンプしそうな勢いで(素敵!)



アイコンタクトした時に笑顔がこぼれ、生き生きとしたアンサンブルが生まれていく。

私達も、もっともっと周りの音を聞き合って、私達らしい音楽ができると良いね。




満足して今日の演奏会の話を誰かとしたいなぁ〜と思って歩いていたらマナーミンを発見!
一緒にキタラのエントランスを出たところで、

豊平川の花火をパチリ。
携帯だったので、上手に撮れなかった〜

おまけ

プログラムのフランセの木管五重奏と弦楽五重奏のための十重奏曲の曲目解説のところに、フランセが書いた文が掲載されていました。
(※1992/10/3 ニュールンベルクで行われたアンサンブル・コントラステによる初演時のプログラムからの抜粋したもの)

その中で、ちょっと笑ってしまった個所があったのですが、

(略)

ホルンは時にはリューマチを患ったかのような憂鬱な音を出し、
これとは反対にファゴットには「無責任男」の軽薄さを思わせるような音色があります。
オーボエの音色には時々厚かましさが感じられ、
クラリネットにの音色は口が軽い女主人を想像させます。
とは言うものの、私はこれら十の楽器が好きでたまらないのです。
(略)
(※1992/10/3 ニュールンベルクで行われたアンサンブル・コントラステによる初演時のプログラムからの抜粋したもの)
(※2006/7/21 キタラ大ホールで行われたPMFベルリンアンサンブルのプログラムからの抜粋したもの)

フランセの想像力って、とっても素敵!