オセロ

こんにちわ!お久しぶりのTbジュニアです。

今日はオセロの話をします。とはいっても解散してしまうほうのオセロではありません。

●オセロ
一般的にオセロと言ったら白と黒の石を使ったボードゲームの話ですよね。

そもそも日本には同じルールのボードゲームが存在し、明治時代には、「源平碁」という名前で発売されていました。そのボードゲームの名前をシェイクスピアの悲劇「オセロ」から名前をとって売り出したところ、ヒット商品となり、現在まで残ってきました。

では、なぜ白と黒の石を使ったボードゲームシェイクスピアの悲劇になぞらえた名前にしたのでしょうか??

シェイクスピアの悲劇「オセロ」 〜あらすじ〜

ヴェニスの軍人でムーア人であるオセロは、デズデモーナと愛し合い、デズデモーナの父ブラバンショーの反対を押し切って駆け落ちする。オセロを嫌っている旗手イアーゴーは、自分をさしおいて昇進した同輩キャシオーがデズデモーナと密通していると、オセロに讒言する。嘘の真実味を増すために、イアーゴーは、オセロがデズデモーナに送ったハンカチを盗み、キャシオーの部屋に置く。
イアーゴーの作り事を信じてしまったオセロは嫉妬に苦しみ怒り、イアーゴーにキャシオーを殺すように命じ、自らはデズデモーナを殺してしまう。だが、イアーゴーの妻のエミリアは、ハンカチを盗んだのは夫であることを告白し、イアーゴーはエミリアを刺し殺して逃げる。イアーゴーは捕らえられるが、オセロはデズデモーナに口づけをしながら自殺をする。
Wikipediaより引用 http://p.tl/D0Fc

この中で出てくる2人の主人公、オセロとデズデモーナが黒人と白人であったために、そこから名前をとったそうです。

吹奏楽でのオセロ
吹奏楽でのオセロといえばA.リードが1977年に作曲したオセロです。このオセロもシェイクスピアの悲劇を題材としてできています。
5楽章構成で、

1.前奏曲ヴェニス) - Prelude (Venice)
2.朝の音楽(キプロス) - Aubade (Cyprus)
3.オセロとデズデモナ - Othello and Desdemona
4.廷臣たちの入場 - Entrance of the Court
5.デズデモナの死、終曲 - The Death of Desdemona, Epilogue

となっています。
楽譜には、楽章ごと副題の下にそれぞれのシーンのセリフが引用されています。

(見えるかな??)

日本では、1981年の全日本吹奏楽コンクール天理高校がこの「オセロ」を快演し金賞受賞し、火がついたようです。(生まれてないのであまり知りませんが←)
その後も、様々な名演が生み出されていますが、北海道といえばやはり1987年の全日本吹奏楽コンクールで札幌白石高校が演奏したものでしょう!指揮をされた米谷久男先生と札幌白石高校のコンビは北の横綱として他にも数多くの名演奏を残されています。言葉では書ききれないのでぜひ聞いてみてください!


で、そもそもなんでオセロの話をしているかと言いますと、6月8日の定期演奏会でこのオセロを演奏いたします!
しかも、指揮はなんとなんと、米谷久雄先生!
個人的にはかなりテンションが上がっています!名(迷?)演奏目指して頑張ります!!<<ウィンドアンサンブル ドゥ・ノール第23回定期演奏会>>
日時:2013年6月8日(土)
場所:札幌市教育文化会館
曲目:
・オセロ(A.リード)
・This is the Drum(A.ボイセンJr)
etc...
詳細は後日!!

皆様のご来場お待ちしています!!