逃げるは勝ちだが恥になる

昨日は、音楽監督の仲田守先生によるレッスンでした。

普段はなかなか集まりにくい、というのが一般バンドの難しいところ。
でもレッスンの日は、みんな予定を合わせて集合します。

定期演奏会で使用する曲を、演奏順にみて頂きました。
しかし、レッスン開始から4時間が経過して、まだ3曲…?
「あと何曲あるんでしたっけ?」
「全部お伝えしたら1曲で1日かかるんです…」
あわわ。それじゃ間に合いません!
13時から20時まで、ぎゅっと凝縮して指導していただきました。


木管楽器さん、細かいパッセージを繰り返し練習中…

個人的には、仲田先生に"Sheltering Sky"(J. Mackey作曲)を丁寧に組み立ててもらう工程がとても好きです。
音を並べるだけだと混沌としてしまいますが、モチーフを出すべき部分、ハーモニーに溶け込む部分を意識して演奏するだけで、サウンドががらりと変わります。
本来は、奏者もスコアを読んでもっと研究するべきですね…。

但し、ドゥノールはついつい
「やり過ぎ!!」
になってしまうので要注意。
大人の対応をお願いしますよー。

いつも格好良いです。トランペットチーム。

「自分のパートだけでも迷子になるのに、いろんな楽器をこなすパーカッションチームはすごい!」
by 管楽器奏者

また、"創造のレゾナンス"(江原大介作曲)のレッスンでは、こんな宿題が出ました。


宿題
ヒッチコックの映画を見るべし」

曲中のおどろおどろしい部分を「ヒッチコックのイメージ」で演奏するためです。
ヒッチコックを知らない団員がいることに、先生は驚きを隠せない様子(若い世代の人たち…⁇しーっ)
私は、小さい頃に「鳥」を見たのが結構トラウマです(知らない世代のはずなのに…⁇)

「無機質なソリが素晴らしい!」という褒め言葉…褒め言葉です。

低音チーム。目指せ泥沼サウンド(?)

さて、そんなこんなで定期演奏会まであと2か月となりました。
難曲ばかりで逃げたくなります。
逃げるは恥だが役に立つ…?
いえいえ、
「逃げるは勝ちだが恥になる by 守」
です。

逃げずに練習します!
(ゆりお)

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ウィンドアンサンブル ドゥ・ノール
【第27回 定期演奏会
日時:2017年4月15日(土)
   開場17:30 開演18:00
場所:札幌市教育文化会館大ホール
   (札幌市中央区北1条西13丁目)
料金:[一般]前売1,000円/当日1,200円
   [中・高校生]前売・当日とも500円
   [小学生以下]無料
音楽監督・指揮:仲田守
曲目:
マーチ集(J.P.スーザ)
スーザの主題による幻想曲(A. ボイセンJr.)
シェルタリング・スカイ(J. マッキー)
祈りとトッカータ(J. バーンズ)
創造のレゾナンス(江原大介)
ほか

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