吹奏楽の名曲
こんばんは。ゆりおです。
今回の定期演奏会でイチオシの曲は…1937年に作曲された、吹奏楽の古典的名曲と言える作品。
パーシー・グレインジャー作曲「リンカンシャーの花束」
リンカンシャー地方のフォークソング(民謡)を編曲したものです。
リンカンシャー地方って、どこでしょう。
イングランド東部ですね。
作曲にあたって、グレインジャーはまず蝋管式蓄音機を持ってこの地方をまわり、民謡を録音していきました。
ところで「民謡」って、どんなものかイメージできますか?
みん-よう【民謡】
郷土の庶民の間に自然に発生し、その生活・感情、また、民族性などを素朴に反映した歌謡。田植歌・舟歌などのように、或る種の労働に統一とリズムを与える労作歌、婚礼歌のような祝賀歌、舞踊に付随する踊歌などがこれに属する。
(広辞苑より)
北海道の民謡と言えば…
これですかね。
現在では日本各地、また全世界の様々な民謡が楽譜として出版され、演奏されています。
でも初めから楽譜があったわけではありません。
ある集団の中で、数世代にわたって人から人へ伝承された歌。
歌う人によって節や歌詞がかわることもあったでしょう。
そんな言わば「気まぐれの音楽」を楽譜にするのって、とても大変そう…
ちなみにグレインジャーが「リンカンシャーの花束」に使用した原曲は、コチラ
さあこの歌が吹奏楽になると、どんな音がするのでしょうか?
続きは…
定期演奏会で!
マエストロの解説付きでお楽しみいただきます。あぁ楽しみ。
この歌が、こんなに美しいメロディーになるの!?
何故このハーモニー??
何故この楽器??
と、"graingerism"に団員も驚きと発見の連続であります。
「リンカンシャーの花束」の深い世界を、一緒にのぞいてみませんか。
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おまけ
"グレインジャー"や"リンカンシャーの花束"にはファンも多く、様々な研究がなされています。
興味のある方は、下記のサイトものぞいてみてください。
Shirane Press - Lincolnshire Posy
Performance Practices of Graingers “Lincolnshire Posy”(英語)
The international Percy Grainger Society(英語)